伊坂幸太郎 『ペッパーズ・ゴースト』を買いました(初回限定盤は直筆ポストカード付き)

小説

伊坂幸太郎 『ペッパーズ・ゴースト』

初回限定版を購入しました

これから文庫短編集のレビューをしていくぞ!と張り切っていた矢先・・・

そういえば、伊坂幸太郎さんの新作がでていたなと、
先月から書店のポスターでずっと気になっていたので
早速売り場を見に行きました!

10月1日発売の

伊坂幸太郎氏による完全書き下ろし長編小説にして最新の単行本となる

ペッパーズ・ゴースト

初回限定版ポストカード付き・・・!

すぐに購入しました。

ポストカードは、本の中に挟んであって、

伊坂さんの直筆(コピー)のメッセージが書いてあります!

これは寝るときには読めないので完全覚醒モードで読みます。

ハードカバーで長編。

やっぱり素敵だなあ。

装丁がまず格好良いけれど、

読んだらまたこのデザインに意味がでてくることも楽しみです。

『ペッパーズ・ゴースト』ってなに?

ところで、『ペッパーズ・ゴースト』とはどういう意味なんでしょうか?

調べてみると・・・

劇場などで使用される“視覚トリック”とあります。

そこにいない幽霊を出現させたり消したりする手法。

このタイトルが何を意味しているのか楽しみでなりません。

伊坂幸太郎さんとの出会い

小説を、発売間もなく手にするのって初めてかもしれない。

いつも、散々いろんな方のレビューがでていたり、

売れてます!状態のものをそろりそろりと買い集めるのです。

伊坂幸太郎さん

あちこちで著名人の方々が、

“好きな作家さん”のお名前に挙げられるので

名前だけずっと知っている状態で、

今年読んだ「終末のフール」が初読書となりました。

初めて読んだのは「終末のフール」

八年後に小惑星が衝突し、地球は滅亡する。

そう予告されてから五年が過ぎて人々はどんな考えで

どんな行動をするのか、、

仙台北部の団地「ヒルズタウン」の住民たち、

いろんな家族の中の

視点が異なる主人公たちの物語を繋いでいきます。

・終末のフール
・太陽のシール
・籠城のビール
・冬眠のガール
・鋼鉄のウール
・天体のヨール
・演劇のオール
・深海のポール

と、韻を踏んでいる目次。

絶望の中で、自ら破滅を選ぶ人、最後の瞬間まであがく人。

終末を前にして新たに生まれる命を、終末を待たずにこの世から去ろうとする人をどう捉えるか。

私はやっぱり「籠城のビール」のお話が一番好きでした。

伊坂幸太郎さんとの出会い

小説を、発売間もなく手にするのって初めてかもしれない。

いつも、散々いろんな方のレビューがでていたり、

売れてます!状態のものをそろりそろりと買い集めるのです。

伊坂幸太郎さん

あちこちで著名人の方々が、

“好きな作家さん”のお名前に挙げられるので

名前だけずっと知っている状態で、

今年読んだ「終末のフール」が初読書となりました。

初めて読んだのは「終末のフール」

八年後に小惑星が衝突し、地球は滅亡する。

そう予告されてから五年が過ぎて人々はどんな考えで

どんな行動をするのか、、

仙台北部の団地「ヒルズタウン」の住民たち、

いろんな家族の中の

視点が異なる主人公たちの物語を繋いでいきます。

・終末のフール
・太陽のシール
・籠城のビール
・冬眠のガール
・鋼鉄のウール
・天体のヨール
・演劇のオール
・深海のポール

と、韻を踏んでいる目次。

絶望の中で、自ら破滅を選ぶ人、最後の瞬間まであがく人。

終末を前にして新たに生まれる命を、終末を待たずにこの世から去ろうとする人をどう捉えるか。

私はやっぱり「籠城のビール」のお話が一番好きでした。

「3652―伊坂幸太郎エッセイ集」読書中

そして今現在は「3652―伊坂幸太郎エッセイ集」を、読書中です。

伊坂さん本人の補足説明でエッセイ執筆当時の心境などが書いてあり、すごく楽しめます。

いつも、入眠前の本は

短編集を何冊も一話ずつ読み渡っていきます。

その中に、ときおり

エッセイも挟んでいたり。

フィクションと、リアリティとを

行き来するのが楽しいんですよね。

きっかけはYouTube

読書のきっかけはYouTubeでした。

声優さんが、朗読をしてくれるチャンネル。

「よまにゃチャンネル集英社文庫」

で、声優の斉藤壮馬さんが読む「籠城のビール」前編 を見まして

これは続きが読みたい!と書店に走り寝る前に1話ずつというペースで読みました。

伊坂さんのお話はすごーく読みやすくて

ごくごく飲める本といった感じ。

フラットなテンションが安心するというか。

まだこれだけしか読んでいないので、

私が立っているのは、伊坂ワールドのほんの入口というところですが

これから伊坂さんの本が書棚に増えていくと思うとわくわくします。

ペッパーズ・ゴースト』は、我慢できずに買ってすぐ
20pくらい読みました。

これからこのお話にどっぷりと入り込んでいけると思うと
楽しみでなりません。

しばらく仕事に追われた後、ご褒美的な時間に読みたいと思います!

伊坂幸太郎 作品一覧

小説

オーデュボンの祈り(2000年)
ラッシュライフ(2002年)
陽気なギャングが地球を回す(2003年)
重力ピエロ(2003年)
アヒルと鴨のコインロッカー(2003年)
チルドレン(2004年)
グラスホッパー(2004年)
死神の精度(2005年)
魔王(2005年)
・砂漠(2005年)
・終末のフール(2006年)
・陽気なギャングの日常と襲撃(2006年)
・フィッシュストーリー(2007年)
・ゴールデンスランバー(2007年)
・実験4号(2008年)
・モダンタイムス(2008年)
・あるキング(2009年)
・SOSの猿(2009年)
・バイバイ、ブラックバード(2010年)
・マリアビートル(2010年)
・夜の国のクーパー(2012年)
・残り全部バケーション(2012年)
・ガソリン生活(2013年)
・死神の浮力(2013年)
・首折り男のための協奏曲(2014年)
・キャプテンサンダーボルト(2014年)
・火星に住むつもりかい?(2015年)
・ジャイロスコープ(2015年)
・陽気なギャングは三つ数えろ(2015年)
・サブマリン(2016年)
・AX(2017年)
・ホワイトラビット(2017年)
・クリスマスを探偵と(2017年)
・フーガはユーガ(2018年)
・シーソーモンスター(2019年)
・逆ソクラテス(2020年)
・ペッパーズ・ゴースト(2021年)
・マイクロスパイ・アンサンブル(2022年)

エッセイ

・3652 伊坂幸太郎エッセイ集(2010年)

・仙台ぐらし(2012年)

アンソロジー(編纂)

・十話(2006年)
・伊坂幸太郎選 スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎005(2010年)
・連城三紀彦 レジェンド 傑作ミステリー集(2014年)
・連城三紀彦 レジェンド2 傑作ミステリー集(2017年)
・小説の惑星 ノーザンブルーベリー篇(2021年)
・小説の惑星 オーシャンラズベリー篇(2021年)

アンソロジー(参加)

ザ・ベスト・ミステリーズ 推理小説年鑑

・ザ・ベストミステリーズ 2003(2003年)
・【分冊・改題】殺人の教室 ミステリー傑作選(2006年)
・ザ・ベストミステリーズ 2004(2004年)
・【分冊・改題】孤独な交響曲 ミステリー傑作選(2007年)
・ザ・ベストミステリーズ 2005(2005年)
・【分冊・改題】 仕掛けられた罪 ミステリー傑作選(2008年)
・ザ・ベストミステリーズ 2006(2006年)
・【分冊・改題】セブンミステリーズ ミステリー傑作選(2009年)
・ザ・ベストミステリーズ 2009(2009年)
・【分冊・改題】Bluff 騙し合いの夜 ミステリー傑作選(2012年)
・ザ・ベストミステリーズ 2014(2014年)
・【分冊・改題】Life 人生、すなわち謎 ミステリー傑作選(2017年)

・事件を追いかけろ サプライズの花束編(2004年)
・秘密。私と私のあいだの十二話(2005年)
・I LOVE YOU(2005年)
・十夜(2006年1月 ランダムハウス講談社)
・Re-born はじまりの一歩(2008年)
・Story Seller(2009年)
・短篇ベストコレクション 現代の小説2009(2009年)
・蝦蟇倉市事件 1(2010年)
・【改題】晴れた日は謎を追って がまくら市事件(2014年)
・Story Seller 2(2010年)
・NOVA 5 書き下ろし日本SFコレクション(2011年)
・Happy Box(2012年)
・しあわせなミステリー(2012年)
・【改題】ほっこりミステリー(2014年)
・文学 2012(2012年)
・あの日、君と Boys(2012年)
・【再編集・改題】短編少年(2017年)
・最後の恋 MEN’S つまり、自分史上最高の恋。(2012年)
・短編工場(2012年)
・エール! 3(2013年)
・奇想博物館 最新ベスト・ミステリー(2013年)
・【改題】奇想博物館 日本ベストミステリー選集(2017年)
・Wonderful Story(2014年)

伊坂幸犬郎 名義
・日本文学100年の名作 第10巻2004-2013 バタフライ和文タイプ事務所(2015年)


・20の短編小説(2016年)
・X’mas Stories 一年でいちばん奇跡が起きる日(2016年)
・殺意の隘路 最新ベスト・ミステリー(2016年)
・短篇ベストコレクション 現代の小説2017 (2017年)
・森見登美彦リクエスト! 美女と竹林のアンソロジー(2019年)
・掌篇歳時記 春夏(2019年)

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