お笑いが好き。ラジオが好きな人のためのエッセイまとめ
寝るときには必ずラジオを聴いている。
最近はポッドキャスト。
本編よりも声が落ち着いていて寝付きやすいという理由。
最初に聞き出したのは、TBSラジオで
「おぎやはぎのメガネびいき」
「バナナマンのバナナムーン」
を経て
現在は「ハライチのターン」を聴くターン生物(リスナー呼称。しょっちゅう変わる。)
元々お笑いが好きで、
中でもさまぁ~ずのライブやテレビ収録に、毎月足繁く通っていた。
テレビ朝日の前の観覧列に並んで、放送2回分、3~4時間のトークを聞く。その長い時間ずっと笑い続けると顔も腹筋もピキピキと痛くて
顔も体も引き締まるし心の健康にもよく、
こんな幸せな時間はないと、色んな友人を誘って通い続けた。
その頃は一人暮らしのうちの中で、無音が耐えられないけれど
今ほど音楽は聴いていなかったので
家でもいつもさまぁ~ずのライブ映像か、
「内村プロデュース」
バナナマンとおぎやはぎのコントドラマ「epoch TV square」「ゴッドタン」
を繰り返し繰り返し流しっぱなしにしていた。
それともうひとつ「やっぱり猫が好き」
こちらも、お笑い芸人ではないけれど即興コントドラマという感じで
ひたすら笑えるのでいつも見ていた。
その頃は会社員として社会に適応する生活に
ストレスが半端なく、元々普通からはみ出そうはみ出そうとしてしまう性分の私には何かと窮屈で、
でも一度は「普通の会社員」という生活に憧れていた。
それだってドラマやコントの影響で、「会社員の生活」というものを体験してみたかったという気持ちが大きかっただけで
デスクワークには向かず、常に無理をしていた。
そんなストレスだらけの日常を、お笑いに支えられていた。
仕事以外の時間はずっとお笑いに触れていたかった。
それで思い切り笑って、なんかまた明日も出社しようと思える。
だからあの頃心酔していた、さまぁ~ず、おぎやはぎ、バナナマン、内村さんは今も顔を見るだけでほっとする。
そんな私が、会社員生活を離れ本当にやりたかった文筆業に手を出し
夢中で、必死で、駆け抜けたこの10年。
だんだんとお笑いに触れる時間が減っていき
その分本や漫画、アニメ、ドラマへと興味がシフトチェンジした。
しかし昨年、また私にお笑いブームがやってきた。
きっかけは、錦鯉のM-1優勝を機にまとめてアマプラやU-NEXTでみた
「キングオブコント」と「Mー1グランプリ」。
そして、醤油の魔神と塩の魔神からハマった「ザ・ドリームマッチ」。
そこから、オードリーANNや「不毛な議論」
最近ではフワちゃんのANN
お笑いではないけれど、オードリーや佐藤満春さんつながりでクリーピーナッツのANNなど
テレビでのお笑いとラジオを行き来するように。
そんな私が芸人さんを文字で読む。
構成作家さんを文章で感じる。
そういった、本で読むラジオ、本で読むお笑い、
という楽しみ方を新たに手に入れた。
面白いだけじゃない。
「お笑い」「ラジオ」に人生をかける人たちの熱い前日譚。
ぜひみなさんにも楽しんでいただけたら嬉しいです。
(ちなみに今このブログはポッドキャスト「大久保佳代子のらぶぶらLOVE」を聞きながら書いています。)
スターにはなれませんでしたが 佐藤 満春 (著)
大事なことが散りばめられている。
オードリーのおふたり、DJ松永さん、山里さんなど今まで読んできたエッセイがまたここで繋がってくる喜び。
ラジオ界の本増えてますね。ナレーションの方が対談も読んでくれて
ちょっとした笑い方と相手の言葉の受け止め方表現がとても絶妙で聞きやすかったです。— すばら/読書者 (@subarashi_blog) November 5, 2023
「一旦書かせて頂きます」伊藤俊介
「一旦書かせて頂きます」伊藤俊介 [エッセイ]
前から気になっていて、パラパラと読んだら
面白そうだったので購入!
芸人さんの本棚がさらに充実してきた! pic.twitter.com/w6T92Blatb— すばら/読書者 (@subarashi_blog) October 16, 2023
ラジオじゃないと届かない/宮嵜守史
という名作コーナーの制作秘話や、ラジオ好きの少年がADを経てラジオ業界に入っていく実録物語。JUNKのジングルがすごく好きなので、宮嵜さんのこだわりの賜なんだなと、あの数秒に詰め込まれたラジオ愛、パーソナリティーの魅力への最大の理解を感じます。大学時代の「放送研究会」での映像作品作りや
— すばら/読書者 (@subarashi_blog) April 11, 2023
宮嵜守史さんからインスタグラムにコメントいただいております!
SNSってすごいなあ。。
世の中と足並みがそろわない ふかわりょう
世の中と足並みがそろわない ふかわりょう
ナナメからの目線というよりは本当に素直にそう見えてるんだなっていう、正直すぎるエッセイ。女性に対する偏見とイケメン俳優(斎藤工)に対するクレームが凄いけど、タモリさんがうちに来た話。志村けんさんはミュージシャンだという話。DJとは何をする pic.twitter.com/AVfbKOWktX
— すばら/読書者 (@subarashi_blog) February 28, 2023
完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込 (角川文庫) [ 若林 正恭 ]
今Paraviであちこちオードリーを見るのが私の楽しみなのですが、この初エッセイを並行して読んでいると、M1から売れ始めた頃は、このままずっと売れ続けるとは予想していなくて、ひたすら消えることに身構えていたというのが、実際今ホスト側で司会をしているこの未来と全然違っていて感慨深いなあ。 pic.twitter.com/OGWWVkslOD
— すばら/読書者 (@subarashi_blog) October 16, 2022
『僕の人生には事件が起きない』岩井勇気
ハライチの岩井勇気さんのエッセイ
①『僕の人生には事件が起きない』
②『どうやら僕の日常生活はまちがっている』
内村さまぁ〜ずを一気見していた時「岩井勇気の良さを知らしめたいハライチ達!!」が面白すぎてすぐ読んだこの2冊。ダイエット中に魚の骨が喉に刺さった時の「世界一悲しい丸飲み」と pic.twitter.com/MoWE7pSLqE— すばら/読書者 (@subarashi_blog) September 5, 2022
自意識とコメディの日々 オークラ
お笑い系の棚が育ってきて嬉しい(*^^*)
このオークラさんのエッセイと、佐久間さんのANNの本と、若林さんのエッセイは地続きで、お互いの視点から度々語られる関係性により世界観が同じ物語の中に居る!という感動が増します。特に、自意識~を読んでから佐久間さんの本を読むと、不遇の時代を生き抜 pic.twitter.com/pLVS0uZ6go
— すばら/読書者 (@subarashi_blog) July 2, 2022