子供に読んであげたい絵本5選①~大人も癒やされる絵本の世界~

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絵本はとっておきのコミニケーション

 

一日の終りに

ちょっとした空き時間に。

 

 

 

子どもたちとそっと優しい時間を

共有できる絵本。

 

何度も読んでほしいと言われる

人気の絵本を選んでみました。

 

参考までに

対象年齢の目安として

 

(読み聞かせ・・・3歳から)

(自分で読む・・・小学校初級)程度

 

のものをピックアップしております。

 

 

 

①おかえし 1985年作

作者 作 村山桂子(むらやま けいこ) 絵 織茂恭子(おりも きょうこ) 1985年9月1日発行 福音館書店 定価 900 円 + 税 出版から30年以上も愛されている名作です。 世の中は「おかえし」で成り立っている。という真理をコミカルに教えてくれます。 仕事をして報酬が支払われるのも メルカリで支払った物品がちゃんと自宅に届くのも Amazonでお買い物したらポイントが貯まるのも 「おかえし」が浸透している世界だから。 旅行のお土産や、年賀状、お誕生日プレゼント・・・ 贈って贈られての繰り返しで ずっと続いていく人間関係の中で 物だけでなく気持ちの贈り合いが重なり 信頼関係が強固になっていくもの。 大人にとっても、再確認しておきたいような真理が描かれています。 くわしくは→アダム・グラント GIVE&TAKE 「与える人」こそ成功する時代(人生を変えた1冊)へ

②ちびうさぎ 2004年 イギリス

作者 文 キャサリン・アリソン
絵 ピアーズ・ハーバー
訳 栗栖カイ

2004 年 イギリスにて出版
2007 年 日本で出版

㈱ブロンズ新社

1600円 + 税

触って遊べる!感触が楽しい絵本。
絵本の中で、出てくる沢山の動物たち。
その動物の絵の部分にだけ特殊な加工が施してあり、
触ると動物の毛をなでているような感触を楽しめます。

お話は、自分のうさぎの家族の中で孤立感を感じたちびうさぎが
外の世界へ飛び出し、新しい居場所を求めるが、行く先々で
自分の家族との楽しい思い出が思い出されて・・・

淡い優しい色合いで描かれた森の中や川、山。
ちびうさぎと一緒に美しい景色の中を旅して、
沢山の動物に会える、子供と一緒にワクワク出来る絵本です。

③なにがみえるの おほしさま 1982年 作

なにがみえるのおほしさま (日本のえほん (21)) 単行本 – 1982/12 岸田 耕造 (著, イラスト)

作者 文と絵 岸田耕造

小峰書店

※2019年現在絶版となっているようなので、図書館などでお探しください。

子供の寝かしつけにぴったりな
優しく淡いブルーの絵。

何種類ものいろんな青が
幻想的な世界へといざないます。

夜がやってきて始まる星の子の一日。

また朝がやってくるまで
星の子は地上のあちこちを探検します。

色んな人に訪れる夜。

太陽が出ているときとはまるで違う街の表情。

私達が眠っている間の秘密の世界へ、星の子と一緒に旅してみましょう。

④きんいろだんご 2014年 作

 

きんいろだんご (なめかわまい) 単行本 – 2014 なめかわまい (著)

 

作者 作 なめかわまい

2014年5月2日 発行
タリーズコーヒージャパン株式会社

926円 + 税

コーヒーショップチェーンの
「タリーズコーヒージャパン」から出版された絵本です。

優しく繊細なタッチで描かれた絵は
何度見ても飽きません。

うさぎのこども、こはるが
お月見の準備に出かけるお話。

「きんいろだんご」という架空の食べ物が

どんな味かな?と想像を掻き立てます。

最初はこはるをじっと狙っていた魔女が
こはるの優しさに心を洗われていく。

二人で探したきんいろだんごが
魔女のいじわるな心もあまーく溶かしていく。

どんなおこりんぼだって、にやけさせてしまうような
スイーツの癒やしの力は現実世界でも絶大です。

読むと必ずおだんごが食べたくなるので
日中に読むのがおすすめです。

⑤シロクマくつや すてきななつやすみ  2017年 作

作者 おおで ゆかこ 2017年7月発行 偕成社 1300円 + 税 「しろくまくつや シリーズ」の絵本です。 可愛らしい表情のシロクマ一家のなつやすみ。 アイスクリームが大好きな子どもたちに ぴったりのおはなし。 読んでいるだけで、ひんやり涼しい気分と夏のわくわく感で しろくまさんたちと一緒に バカンスにひとっ飛びできちゃいます。 出てくるアイスクリームたちがどれも 夢のように見たことのない 個性的で美味しそうなフレーバーばかりでうっとり。 1ページ1ページが 部屋に飾りたくなるようなポップで美しい絵になっているのも魅力です。

絵本を選んで気づいたこと

偶然かもしれないのですが、私が良いなと思って購入し

我が家の本棚にラインナップされている絵本は

ほとんどが青色ベースの装飾でした。

もし、絵本選びに迷ったら

青い本から探してみるというのも手かもしれません。

子供に読み聞かせたり

自分一人で眺めたり

子供が自分で読み上げられるようになったのを聴いてみたり

1冊で楽しみ方はいろいろ。

何年でも愛したい絵本。

是非お気に入りの一冊を見つけてくださいね。

 

続きはこちらへ→子供に読んであげたい絵本5選②~夏休みに子供と読みたい絵本たち~