①サクラ咲ケ 2005年3月23日発売
作詞:相田毅 Rap詞:櫻井翔 作曲:谷本新 編曲:石塚知生
※櫻井翔が出演した城南予備校 TV-CMソング
サクラ咲ケ 歌詞はこちら
嵐の桜ソングの誕生。
日本人にとって「桜ソング」というと
散り際を儚く捉える失恋の歌であったり
3月というシーズン的にも「別れ」のテーマになりがちだが
この嵐の桜ソングは
「蕾の持つ可能性とこれから咲き誇ろうとするパワー」にフォーカスしている。
桜という木が、一年かけて花咲く。
たった春の1週間足らずの華やぎの時をめがけて
蕾はその小さな体に爆発的なエネルギーを秘めている。
「桜っていうのは、満開よりも八分咲きが1番美しいんだよ」
昔、桜の写真を日本中で撮影することを生きがいにしていた祖父が教えてくれたことがあった。
満開になればあとは散るだけ。
満開、と思ったときにはもう桜は散る準備を始めている。
八分咲きは、蕾が蓄えていたエネルギーを使い果たす前。
今100%の力で咲ききろうとする。
めいっぱい隅々まで花をつけようとエネルギーを絞り出す。
その迸る勢いに毎年胸を打たれるのだそうだ。
この「サクラ咲ケ」という曲はいつもその祖父の言葉を思い出す。
まさに、自分が抱いた夢を。
「君」が守り続けた夢を。
これから咲かせきるんだ!という勢いが詰まっている。
きっとこの曲は一生聴く桜ソングだと思う。
いつでも桜を咲かせるようなエネルギーで夢に挑戦することを忘れないために。