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嵐 5×20 ベストアルバム全曲レビュー⑤disc2 (1~3)

5色  ジャニーズ

嵐が日本の音楽史に残したものとは?

嵐の20周年を記念して発売されたベストアルバム

「5×20 All the BEST!! 1999-2019」

累計売上2,009,637枚を超えついに200万枚。

ダブルミリオンを達成。

嵐の歴代アルバムセールス1位となった。

そして20周年の今年は6年ぶり5回目となる

24時間テレビのメインパーソナリティーを務めるなど、活躍の勢いをさらに増している。

2020年をもって活動休止に入る彼らの存在は音楽史に何を残したか。

今一度このベストアルバムからその軌跡をたどり

いかにして彼らが日本中から愛されるポップスターになったのかを紐解いていきたい。

こちらも読んでみる→「BRAVE」嵐とラグビーの共通精神”One for all, All for one”が共鳴した嵐史上最強ソングの誕生(音楽レビュー)

「ARASHI 5×20 ALL the BEST!! 1999-2019」Disc 2 収録曲

Disc 2 収録曲

1.サクラ咲ケ
2.WISH
3.きっと大丈夫
4.アオゾラペダル
5.Love so sweet
6.We can make it !
7.Happiness
8.Step and Go
9.One Love
10.truth
11.風の向こうへ
12.Beautiful days
13.Believe
14.明日の記憶
15.Crazy Moon~キミ・ハ・ムテキ~
16.Everything

5×20 All the BEST!! 1999-2019 (通常盤) (4CD) 嵐 形式: CD

①サクラ咲ケ 2005年3月23日発売

作詞:相田毅 Rap詞:櫻井翔 作曲:谷本新 編曲:石塚知生

※櫻井翔が出演した城南予備校 TV-CMソング

サクラ咲ケ 歌詞はこちら

嵐の桜ソングの誕生。

日本人にとって「桜ソング」というと

散り際を儚く捉える失恋の歌であったり

3月というシーズン的にも「別れ」のテーマになりがちだが

この嵐の桜ソングは

「蕾の持つ可能性とこれから咲き誇ろうとするパワー」にフォーカスしている。

桜という木が、一年かけて花咲く。

たった春の1週間足らずの華やぎの時をめがけて

蕾はその小さな体に爆発的なエネルギーを秘めている。

「桜っていうのは、満開よりも八分咲きが1番美しいんだよ」

昔、桜の写真を日本中で撮影することを生きがいにしていた祖父が教えてくれたことがあった。

満開になればあとは散るだけ。

満開、と思ったときにはもう桜は散る準備を始めている。

八分咲きは、蕾が蓄えていたエネルギーを使い果たす前。

今100%の力で咲ききろうとする。

めいっぱい隅々まで花をつけようとエネルギーを絞り出す。

その迸る勢いに毎年胸を打たれるのだそうだ。

この「サクラ咲ケ」という曲はいつもその祖父の言葉を思い出す。

まさに、自分が抱いた夢を。

「君」が守り続けた夢を。

これから咲かせきるんだ!という勢いが詰まっている。

きっとこの曲は一生聴く桜ソングだと思う。

いつでも桜を咲かせるようなエネルギーで夢に挑戦することを忘れないために。

②WISH 2005年11月16日発売

作詞:久保田洋司 作曲:オオヤギヒロオ 編曲:CHOKKAKU

松本潤出演 TBS系ドラマ「花より男子」主題歌

静岡放送「みちブラっ!静岡十八番」エンディング・テーマ

WISH 歌詞はこちら

嵐にとって運命の1曲とはなんだろう。

すでにデビュー曲の「A・RA・SHI」がそうだったようにも思えるし

人それぞれ、これ、という1曲はあるはず。

しかしこの「WISH」が、嵐をファンの人気から

さらに一般層へと拡大させるネクトレベルへ持っていったことは明確だ。

ド直球のアイドルソング

ジャニーズ特有のキラキラ感

そして、前作の「サクラ咲ケ」から引き続きシーズンソングの定番に躍り出た。

桜ソング→クリスマスソング

この王道から王道へと

しかも「嵐らしく」そのテイストを味付けながら日本中へとこのヒットソングを浸透させていった。

こちらも読んでみる→「BRAVE」嵐とラグビーの共通精神”One for all, All for one”が共鳴した嵐史上最強ソングの誕生(音楽レビュー)

今このベストアルバムを順に追っていく中で眺めていると、

「サクラ咲ケ」で咲かせようとした蕾が、

この「WISH」で咲き誇ったようなドラマも感じる。

「サクラ咲ケ」→「WISH」

どちらもタイトルが「願い」だ。

そして本当にここから

嵐の大ヒットラッシュが始まっていく。

さらに嵐メンバー主演のドラマ×嵐の主題歌

というここから、何年も続いていく黄金パターンともなる重要な曲である。

これから嵐がファンに、日本中の人々に見せていく幸福な世界。

それがぎゅっと詰まったような

多幸感で満ちた楽曲。

 輝きの中へ 僕は君をきっと

連れて行ってみせるよ

出典:WISH 作詞:久保田洋司

このWISH=願いは叶ったかどうか。

それはもうだれもが知っている。

③きっと大丈夫 2006年5月17日発売

作詞:SPIN Rap詞:櫻井翔 作曲・編曲:Shinnosuke

嵐出演 ハウスウェルネスフーズ「C1000×嵐編」CMソング

きっと大丈夫 歌詞はこちら

まさに老若男女に愛されるポップソング。

スターなのに親しみやすいという嵐のキャラクターをそのまま歌にしたような曲。

この嵐特有の「さわやかさ」はなかなか真似できないものかもしれない。

こちらも読んでみる→「BRAVE」嵐とラグビーの共通精神”One for all, All for one”が共鳴した嵐史上最強ソングの誕生(音楽レビュー)

5人の調和感が見る人に安心感を与え、

押し付けのないメッセージが気軽に音楽の世界へと誘ってくれる。

ラブソングでも、フレーフレーな応援歌でもなく

 きっと大丈夫

出典:きっと大丈夫 作詞:SPIN

と、そっと隣で言ってくれるようなさりげなさで。

日常に溶け込む、チアソング。

ゴリゴリの応援団というよりは、

「逃げるは恥だが役に立つ」のみくりの脳内モーションのような

ポンポンもって盛り上げてくれるようなかわいい応援。

あまり重く思い詰めないでいいよと

いいじゃない! 悪くない! 愛じゃない?

出典:きっと大丈夫 作詞:SPIN

と、つい頑張りすぎる心に語りかけ

深呼吸させるように肩の力を抜いてくれる。

完璧ばかり求めずに本当は「悪くない」この今の現状を、特別派手じゃない毎日を

「いいじゃない!」と思えることが

愛なんじゃない?

そんなふうにふっと心に問いかけてくれる。

嵐 5×20 ベストアルバム全曲レビュー②disc2 (4~8)へ続く