島本和彦先生にハマって。(前編:漫画家熱がやってきた!)
島本和彦先生(漫画家)の沼に昨年(2020年)突如ハマりました。
『炎の転校生』、『逆境ナイン』、『燃えよペン』、『吼えろペン』、『アオイホノオ』などを手掛けている漫画家さんです。
きっかけは青山剛昌30周年本
きっかけはこの本です。
この本の中で、島本先生と青山先生の対談が、面白すぎたんですよね。
この対談を受けるに至った、いや、受けて立つに至った経緯を漫画にしたものも、最高で。
小学生の頃の友人が漫画家さんへの憧れを掻き立てた
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漫画を描ける人への強い憬れ
まず漫画家本にハマる
実は青山剛昌30周年本を読んでいた頃、
大人になって初めて「私、漫画を描いているんです。」という人に出会いました。
それを聞いたとき、私は驚きもせず「ああ、描くだろうな」と彼女を見て思ったのです。
素人のものではない情熱が言葉の端々に現れていたから。
彼女に出会って、私の漫画家熱は再熱しました。
そんなこともあり、青山剛昌30周年本を読んだ時点では、まだ島本先生の作品までいかず
まずは「漫画家本」を集めるようになりました。
作品そのものより先に漫画家さんへの興味が溢れたからです。
いろんな漫画家さんのインタビューを読みたい熱が止まらなくなったのです。
“漫画家”という、このすべからく情熱的で、独自のワールドや美学を持っていて、それを自身の手で世界へ発信できる。そんな特殊能力を持った人物たちの生態をもっとよく知りたい。
それで集めた漫画家本はこちらです。
以来私の本棚は“漫画家を目指す人の本棚”のようになりました。
実際には、絵を描くことが子供の頃から苦手だったので、自分がなりたいとは全く思わない、ひたすら憬れの職業なのでした。
(でも、来世は編集者か漫画家アシスタントになって、間近で漫画家さんの日々の目撃者になって支えたいという妄想を抱いています。今世は文筆に捧げるつもりです。)
・島本和彦本
・熱血時代~アオイホノオからの30年~ (少年サンデーコミックススペシャル)
・『週刊少年ジャンプ』40周年記念出版 マンガ脳の鍛えかた (愛蔵版コミックス)
・マンガの道―私はなぜマンガ家になったのか
・マンガ熱: マンガ家の現場ではなにが起こっているのか
・漫画の仕事
・一条ゆかり主義―恋愛マンガの女王様のスーパーエッセイ (JETS COMICS (284))
・同期生 「りぼん」が生んだ漫画家三人が語る45年 (集英社新書)
・私の少女マンガ講義
・赤塚不二夫が語る64人のマンガ家たち (立東舎文庫)
・章説-トキワ荘の青春 (中公文庫)
とても素晴らしい内容に胸が熱くなりました‼︎ありがとうございます‼︎関係ありませんが一条ゆかり先生にはスキーの滑り方を教えて頂きました(笑)!!
— 漫画家島本和彦 (@simakazu) October 11, 2021
名探偵コナンファンが島本和彦にハマった話(アオイホノオ・燃えよペン・吼えろペン・アニメ店長) https://t.co/73oLUNzrbo
島本和彦先生・一条ゆかり先生にどハマリする
我ながら読みすぎだ笑。
この12冊を一気に読んだのです。
その中で、島本和彦先生、一条ゆかり先生の生き様に心を強く打たれました。
漫画家さんの中でも特に情熱的と言えるお二人ではないでしょうか。
仕事に対する徹底的に「プロ」の姿勢。
漫画家という仕事に対するひりひりするような美学。
お二人から出てくる言葉の全てが発火しているように熱い。
この時点で、一条ゆかり先生については子供の頃から「りぼん」を読んでいたので、
当然作品も通ってきているのでさらにエッセイなどを通して、こんな生い立ちから這い上がってあの麗しい物語を紡いでいったのかと、
改めてそれらを沢山読ませてもらっていたことに対する感激を抱きました。
一条先生については、ちょっとまた別で色々書きたいと思います。
作品より先に島本先生という人間性にハマる
だがしかし、島本先生については作品の前に漫画化本やインタビューから入ったことで、
作品よりも島本先生という人間の方に興味が先にいってしまいました。
しかし最初に手にすることになる「アオイホノオ」という作品は、
自身の青春時代をもとに、芸術大学の大学生だった頃から、少年サンデーでプロの漫画家になっていくという物語。
はい。そうです。
ここで沢山の「漫画家本」を経たことで
私の中で、膨れに膨れあがった漫画家さんという特殊な存在に対する憧れと、まだまだ衰えることのない興味。
それが、漫画で読める・・・!
私が読みたかったものはこれじゃん!
というものを、島本先生の「アオイホノオ」は与えてくれました。
「アオイホノオ」から怒涛の島本作品に没頭する日々
そこからは雪崩るようでした。
・アオイホノオ
・燃えよペン
・吼えろペン
・新吼えろペン
・アニメ店長
・炎の転校生
・ヒーローカンパニー
島本作品は読むエナジードリンク
本当にごくごくと飲むように読みました。
新品で本当は全部揃えたい!
でも「アオイホノオ」以外を全巻新品で揃えることは容易くなかった。
メルカリにもヤフオクにもまんだらけにも頼った。
あ、まんだらけでかったのは「アンノ対ホノオ」です。
「ゲッサン」も買うようになった。
「サンデーGX」も買うようになった。(島本作品が載るときだけ)
私の中に島本作品が増えていくたびに、生きる情熱みたいなものが
体内で生成されていく。
ビタミンとかミネラルとか、本当は必要で気づかず不足していた栄養素が波なみと注がれていく。
出会うべくして出会ったのかもしれない
私はこの「情熱」に飢えていたんだ。
元気がないときに私はこれを観る!島本先生の仕事場が見られる「ゲッサンラジオ」↓↓↓
イエーイめっちゃ島本先生祭り🔥
— すばら/読書者 (@subarashi_blog) July 27, 2022
一気に読んだ!今日はなんて楽しい日なんだ!
まさかあの青山先生との対談に出てきたライブアライブの打ち上げの話がつながってくるとは...!
直前に読み返してよかった!#島本和彦#燃えよペン#吼えろペン#ビッグガンガン#サンデーGX#ライブアライブ#LIVEALIVE pic.twitter.com/aOIXkwUbuT