【本好きのおすすめ】読んだ本・買った本(漫画)2023年5月編 中村天風・アオのハコ・【推しの子】・アスカノ他

書評

運命を拓く 天風瞑想録 [ 中村 天風 ]

大谷メンタルの要素を知りたいと思って読み始めてます。人気で届くまで3週間かかった。 まず、冒頭の怒涛の生涯がスピード感満載で、アメリカ、フランス、インド、とまさに運命を切り開きに行く過程がダイナミックで、ご自身の持病から生きることについて突き詰めていくその足取りを夢中で追った。 生きるか死ぬかの瀬戸際にいながら、自身で動かなければ何の情報も入ってこない時代を体当たりで駆け抜け、積極的に生きること、生命力を強くする根底にある精神力を独自に哲学する。ページを捲る度、言葉に宿されたオーラの強さに倒れないように必死で読んでる。

アオのハコ/三浦糀

 
VRで青春世界に没入したような空気感。 体育館に響くボールの音。 廊下をぺたぺた歩く感じ。 保健室の匂い。 恋と部活と勉強と友情が分けられているのではなく、混ざり合ってこんがらがりながら同時進行してく日々。 ポカリ・ビオレ・シーブリーズのCMをぎゅっとした様な爽やかさ。
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【推しの子】 赤坂アカ×横槍メンゴ

ずーーっと品切れで、やっと買えた! ついに続きが読める! なんかネタバレしそうでYOASOBIの「アイドル」の歌詞を、深く聞かないようにしていたけど、 これは原作見てても、アニメの絵も演出もまた違う味があるし全然両方楽しめちゃうの最高。

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戦う姫、働く少女/河野真太郎

スター・ウォーズ、ナウシカ、アナ雪、エヴァ、ジブリ、逃げ恥…様々なポピュラーカルチャーから読み解く女性像の変遷。各作品のつながり。 「戦う」と「働く」が実現するまでは、 男性に従属するしかなかった女性の立場から 不十分ながらも、確実に自由と解放は進んだ

アオイホノオ  島本和彦

アオイホノオ  28巻をお迎えしたので、いつも通り1巻から読み直し。そのまえにさらに吼えペンもおさらいした。 毎回単行本が出るたびに、読み直しの巻数が増えているのに、読んでいるとどんどん短く感じる不思議。 もっと読んでいたい欲が出てしまうせいかな。

「アオイホノオ」くわしくはこちら↓

明日、私は誰かのカノジョ 14 | をのひなお

最終章突入で今までの登場人物が一斉に。 さらに新キャラクター太陽も。 親から貰えなかった自己肯定感。 現在進行で傷つけられ縛られる。 「自分は幸せになっていい」そう思えるのは既に幸せな人間。 「苦しんでいることが普通」な自分には絵空事だよね。

明日、私は誰かのカノジョ もっと詳しく↓

先輩がうざい後輩の話 (1)しろまんた

このアニメのOP異常に好きで一時期毎朝起きたら見てた。 いわゆるオフィスで働いてみたくなるような。 実際はめんどくさい人間関係も、何気ない一人暮らしの生活も、この漫画の中ではあったかいなって 。 働きたいなって、仕事帰りにラーメン食べたりしたくなる。

5月のまとめ

5月はちょっと読書量が減ってしまいました。

幸いにも、ベッドにはいってバタッと寝落ちするクセがついて、

寝る前の読書が減ったことと、

単純に上半期の異常な疲れにより、

集中力が。。。

それと、今まで盲目的にクリエイションに全振りで、

創作こそすべて、全ジャンルの作家の皆さんから吸収しまくりたいというモチベーションで10年ほど突っ走ってきて、

ふとめずらしく立ち止まって考えてしまった。

創作・フィクション・作品。

その中に没頭することで、私は考えたくない現実や

襲いかかる不安からエスケープしていた側面が有ることを否定できない。

けどもうちょっとだけ、現実の方も楽しもうかな、現実に生きようかな、なんてふとそんなモードになり、

前より読書!読書!な日々ではなくなってきた。

ただ、本を読む時間も創作をする時間も、現実なんですけどね。

けれども、読書を0には到底出来ない。

もう自然に手が伸びてるから。

今は今のペースで、本と付き合っていこうと思います。